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CVに受かるコツ

前にブログに書いた記事の転載です。

今回は一CV製作者としての立場から「俺は歴も浅いし技術も大したことないが拘りや信念を捨てでもとにかくCVに受かってモチベーションに繋げてえ!上手い人と共演してえ!けどどうすればいいのかわからねえ!」といった若手スピナーに向けてCVに受かるコツを書きます。 「俺は自分の拘りや信念を大切にしたいからCVに落ちることなんて屁でもねーよ!」って人も多いと思いますが、そういったスピナーはいずれオンリーワンの個性を得て活躍できるタイプなので考えが揺るがぬようこの記事は読まないことをオススメします。

この記事では下記6点について簡潔にまとめます。 ・FSは短く纏める ・難易度を下げて身の丈にあったオーダーを組む ・低画質カメラを使う ・とにかく環境に気を使う ・VPは使わない ・倍率の低いスタイルで繋ぎのポジションを狙う ・FSは短く纏める  20秒近い動画は編集者からしてとても扱い辛く、視聴者からしても長く見飽きられてしまいます。 特にCVに受かるか落ちるかの瀬戸際にいるスピナーであれば、周りと比べ技術が足りないにも関わらず長いので共演するスピナーの中で浮いてしまいがちです。 私がCVで使う動画は基本的に11~16秒なのでその時間に収まるようにFSを構成してください。 ・難易度を下げて身の丈にあったオーダーを組む  覚えたての技やコンボを無理やり詰め込み必死さが溢れているというのがCVに落ちる若手スピナーに多いケースとしてあります。 カッコいい曲に合わせてペン回しの魅力が伝わるよう編集するので必死さが出ている動画は曲のどのパートでも使おうとは思いません。 CVではWTやWCのような動画1本をいくつかの項目で評価することはないので、難易度よりも全体的なカッコよさを出すために使い慣れた技や得意な技でオーダーを組んでください。 自分の技術の範囲で余裕を持って始動から〆までこなせることを目安に組むといいでしょう。 ・低画質のカメラを使う  デバイスの性能が上がり続ける現在でも低画質カメラを使う上級者が多いことから、高画質カメラはペン回しに向いないことがわかります。 もちろん例外として高画質カメラで上手い人も居ますが彼らはその不利なカメラを使ってでも上手いと思わせるだけの技術があるからであり、歴の浅いスピナーが使いこなすことは無理と言っても過言でないでしょう。 なので設定が楽に出来て比較的照明や背景に左右されにくい低画質カメラを使いましょう。 低画質にすることで技術不足が誤魔化せてCVで使いたいと思われるような動画に仕上がります。 画質さえ良ければ受かっていただろうというケースが多いので恐らく低画質カメラを使うことがCVに受かる一番の近道であると思います。 ・とにかく環境に気を使う  CVに提出する動画の環境が汚いなんていうのは言語道断であり、カメラに映る範囲はとにかく綺麗にしましょう。 これは机には何も置くなというわけではなく、手とペンだけでは味気ないと思ったのなら邪魔にならない範囲にワンポイント添える程度に何かを置くというのは構いません。 アングルは人それぞれ合う合わないがあるので一概にここから撮るといいと言えませんが、何もわからないなら自分の手癖や環境やオーダーが似ている上手い人を参考にしておけばとんちんかんなことにはならないでしょう。 ・VPは使わない 今現在の日本のペン回し界は上級者中級者共にVPスピナーで飽和状態です。 そんな中、歴が浅いスピナーがバランスの悪いVPを使いVPスピナーと同じ土俵で戦うのは避けたほうがいいでしょう。 上でも説明した通り余裕を持ってオーダーをこなすことが大切なので重すぎず軽すぎずバランスがよく回しやすいペンを使うといいと思います。 ・倍率の低いスタイルで繋ぎのポジションを狙う 私のような重ペンスピナーや迫力のあるVPスピナーは曲のサビで使われがちなのですが、サビで使いたい動画の倍率はかなり高いです。 サビ以外のパートでは綺麗系VPスピナーが使われがちではありますが、VPスピナーばかりでも面白みがないためVPスピナー以外からも動画を使おうとします。 しかしそういったスタイルのスピナーがなかなか居ないのです。 なのでコリアンスタイルスピナーが使わないペンで綺麗系のスタイルを目指すことがCVに受かる近道と言えるでしょう。 以上の点を押さえていればCVのサビやトリで使われることは無くともCVに受かる確率は格段に上がるので、この記事を読みCVに受かったというスピナーが増えてくれることを祈ります。


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